東京地検特捜部、カルロス・ゴーン会長を逮捕

 東京地検特捜部は19日、日産自動車のカルロス・ゴーン会長(64)を金融商品取引法違反容疑で逮捕しました。

 1999年3月、経営危機の陥っていた日産自動車がフランスの自動車メーカー「ルノー」と資本提携を結んだ際、ルノーの上席副社長だったゴーン氏が日産自動車へ最高執行責任者(COO)として送り込まれてきました。その後大胆なコストカットなどを行い、短期間で日産自動車の経営立て直しに成功。同社の社長兼最高経営責任者(CEO)に就任、ルノーでも取締役会長兼CEO(PDG)に就任しました。

 十数年にわたって日産を率い、経営危機から立ち直らせた手腕は世界的に評価されました。が、トヨタ自動車社長の倍以上とも言われる高額な報酬には批判もありました。

 ゴーン会長、その報酬を過少に申告していたとの内部情報があり、日産自動車が数ヶ月にわたる内部調査を行っていたと言う事です。

 ゴーン会長は日産自動車、ルノー、そして今年参加に納めた三菱自動車からそれぞれ報酬を得ていましたが、開示される報酬額を少なく見せるために実際より少ない額を有価証券報告書に記載していた疑いが持たれています。

早稲田大学、渡部直己教授を解任

 女子学生に対するセクハラ行為があったとして、文芸評論家の渡部直己(66)が、早稲田大学文学学術院文化構想学部の教授を解任されました。

 渡部直己は1974年に早稲田大学第一文学部を卒業。1987年に早稲田文学の12月号で評論家デビュー。1997年に近畿大学文芸学部教授に就任。2008年4月に早稲田大学文化構想学部の教授に就任していました。

 しかし、先月元大学院生の女性がセクハラやパワハラの被害があったと、早稲田大学側に申し立て書を提出。大学側は調査委員会を設置し、渡部氏は辞表を提出していました。

 申し立てを行ったのは、2016年4月に同学部の現代文芸コースに入学した女性で、本人や周囲の人間が気がつくほど足をガン見したり、頻繁に2人で食事に行き「俺の女にしてやる」と言われたり、体に触れたり、等様々なセクハラ行為があったとしています。

 調査委員会はこれらの事実を認定、解任を決定しました。

 また、女性は別の教授(男性)に被害について相談しましたが取り合って貰えず、更に繰り返し口止めをされたそうです。結局精神的苦痛から通学できなくなり、今春退学し、6月に申し立て書を提出しました。

 日常的にセクハラ行為が繰り返されていたようです。どう見ても今回が初めてではなく、過去にも被害者がいたとみるのが妥当です。口止めをしたという別の教授の件と共に、他にもセクハラがなかったかどうか調査するべきでしょう。

万葉倶楽部、都に損害賠償も

 年内に豊洲市場への移転が具体化しなかった場合、同市場敷地内で集客施設の開業する予定になっている神奈川県小田原市の「万葉倶楽部」は、事業からの撤退と、都への損害賠償請求を検討しているそうです。

 豊洲市場近くには現在商業施設がありませんが、都は市場の敷地内に集客施設を計画しています。

 その集客施設を請け負う事になっていたのが万葉倶楽部で、2018年には飲食物販棟を、2019年には温泉付きホテルの開業を予定していました。ところが、小池百合子知事が昨年8月に市場移転の延期を決定したため、準備が中断ししたままになっています。

 豊洲市場への移転問題、どうなるのでしょうか?。小池都知事は築地の再活用にも言及して、どうするのかを未だに明言していません。「こう言う事も考えてます」「こうなるかも知れません」という状態で、「こうします」とは断言しないのです。そもそも、「こうだったら移転します、でもこうだったら移転しません」と言う基準さえ示していません。

 なんと言うか、情報を小出しにしながら世論の反応を伺っているような。おかげでいつまでたってもはっきりせず、業者の方がしびれを切らした、と言うわけです。