電通に立ち入り調査

 三田労働基準監督署と東京労働局が14日、女性社員が過労自殺した広告大手の電通に立ち入り調査に入りました。

 自殺した女性社員の勤務状態から、同社では日常的に違法な長時間労働が行われていた疑いが強まり、「過重労働撲滅特別対策班」を含む労働基準監督官らが汐留の本社ビルに入り、労務管理の資料の確認や人事担当者への聞き取りなどを行ったと言う事です。

 関西(大阪市)、京都(京都市)、中部(名古屋市)等3つの支社にも各地の労働局が調査に入っており、立ち入りや聞き取りは今後も断続的に行われる見込みです。

 本社と支社を同時に、しかも抜き打ちで調査というのは異例のことだそうです。しかも、過重労働撲滅特別対策班と言うのは、長時間労働調査の専門部隊。当局が事態を重視している事の現れでしょう。

 自殺した女性社員のツイッターには、休日出勤や、午前4時まで仕事をしていたことが残っており、かなり過酷な状況だったようです。しかも、同社では1991年にも過労自殺が起きており、今回が二人目の自殺者。更に言うと、長時間労働以外にもパワーハラスメントやセクシャルハラスメントも確認されており、電通という会社の社風に問題があった可能性が高いと言わざるを得ません。

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