女性の心筋梗塞死亡率2倍

 東北大学の調査によると、心筋梗塞による死亡率は、女性の方が男性より約2倍も高いそうです。

 2万人以上を対象に、30年続けた調査の結果で、男女の間でこれほど明確に心臓病による死亡率の差が出たのは世界でも初めてとのことです。

 発症率は男性の方が3倍弱高いにもかかわらず、女性の方が一般的に痛みに強いために我慢してしまい、救急搬送や医療機関の受診が遅れるため、と見られます。これを裏付ける数字として発症してから病院に運ばれ時間を比較すると、男性の場合平均145分であるのに対し、女性は215分と明らかに長くなっており、やはり女性は我慢しすぎているようです。

 その他女性の死亡率が高いのは、発症年齢が男性より高い事も関係していると見られています。

 心筋梗塞は、狭心症と共に虚血性心疾患に分類される病気の一つ。冠動脈が詰まったり狭くなることで心臓を動かす筋肉(心筋)への血液の流量が減り、心筋が貧血状態になる虚血状態を起こし、組織が壊死してしまった状態です。喫煙や髙コレステロール血症、糖尿病、高血圧、加齢やストレス等が主な原因で、発症すると致死率は20%と非常に高くなっています。

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